楽チンBF RDA【Vandy Vape】PULSE 22 RDA
こんにちは、愛煙家の朝食です。
今回レビューさせて頂くのは
【Vandy Vape】PULSE 22 RDA
BFピンが最初からセットされているというBF向けへの気合が感じられるRDA。そしてフローが中々面白い構造してるのよね。
Hookahsさんのツイッター見てたら偶然見かけてしまって。なんとなく「買おうかなー」何て思いながら行ったら、なんとラスト1。
ラストって言われると買いたくなるよね。
なんでもスタッフの流星さんが見つけたアトマイザーだそうで。
ともあれ気にはなっていたRDA。早速レビューに行ってみましょう。
外観
この箱を。
開けるとこんな感じ。
付属品は
PULSE RDA*1
ポジティブピン*1
ドリップチップ(ハーフインチ)*1
510アダプター*1
コイルジグ*1
ドライバー*1
スペアネジ
スペアパッキン
説明書
このT字ドライバーってさ、使いやすくて好きなのよね。そしてコイルジグまで付いているという付属品の豪華さ。Modderとしては「このサイズがベストだぜ!」てことなのかな。
ちょっと面白いのがネジなのよね。最初からついているのは+ネジだけど、付属についているのはお馴染み六角の芋ネジだから、好きな方を選んで使える。
全体像はこんな感じに。
ドリチのサイズはハーフインチみたい。ウルテムっぽいのと黒の2種類が付いてる。
510の変換アダプターも付いているから、普段付けてるドリチもいける。
ポジピンは最初からBFピンがついてる。もしBF以外のMODで使うときはピンの交換になるんだけど、このピンも意外と優れもの。左がベースピン、右がコンタクト。
最初にこんな感じでベースピンをはめて、
後から接触側のピンをはめる感じ。
イメージとしては510接続のチューブMODのポジピンかな。
後からピンの出方をいじれるから、ちょっとネジが深いMODでも多少は吸収してくれる。
さて、それじゃあ本体を見て行こう。
本体
デッキは最近増えてきたポストレス。
特徴的なのが、ピンの上に屋根がついてるとこ。これでMODから供給されたリキッドを左右にきちんと割り振ってくれる。
ジュースウェルもかなり深いし、この時点で漏れにくいことが分かると思う。
よく見ると実はデッキにちょっと切り欠きがある。ここにキャップ側の固定が来るんだけど、この向きにコイルジグを合わせながらコイルを固定するとちょうどいい感じにビルドできる。
さて、キャップ側も見て行こう。
キャップはこんな感じで2層式になってる。下部のキャップにはあの特徴的なエアホールが。
若干斜め下向きについていて、コイルに上手くエアを誘導している。
エアホールがこれだけ上にあれば、そりゃあ漏れないよねェ。このエアホールと深いウェルのお陰で、かなり雑に供給しても漏れない。
因みに、見たところ天井部は若干のテーパーがかかってる。この辺の作りこみも流石だね。
ビルド
今回は24G SS 3.5mmコア 10wrap 0.6Ωくらいで。
ポストレスは最近増えてきてるし経験済みの方も多いとは思うけど、一応コツの説明を。
コツは最初は足を長めにとること。で、後からちょっとずつ調整していく。
絶対に最初から短く切らない。
長い分は調整できるけど、短いのはどうしようもないからね。
大体の高さをそろえたら、ジグにはめたままコイルをセットしてみて足の長さがキチンと揃っているかの確認。ずれてたらちょっとずつ調整ね。
このアトマイザー、コイルはちょっと高めにセットするといいみたい。あんまり低いと味が出なくなるとか。僕はこのくらいの高さで組んでる。
試用
さて、BFってことで、MODはVT in BOXを使おうかな。
それじゃあ行ってみよう。
...いいじゃない、コレ。
ミストは冷えていて、シルキーな感じ。思いっきり吸っても、結構緩く吸ってもミストはしっかり冷えている。
きっとコイルにしっかりエアが当たってるんだろうね。
味の出方は濃いフレーバーがブワッと飛び込んでくるというよりは、味の見通しがいい感じ。
細かなフレーバーがしっかりと感じられる。リキッドの些細なヒントもしっかり拾い上げてくれる。
そして特筆すべきはリキッド供給時の気軽さ。
かなり乱雑に供給しても一切漏れない。ジュースウェルも深くてエアフローの位置も高いから、かなり雑に供給しても大丈夫。
運転中によく使うんだけど、かなり雑に供給しても一切漏れた経験がない。Hadalyは雑に供給するとエアホールから漏れたりするけど、それがこのPulseには一切ない。これは大きいね。
総評
このPulse RDA、いいアトマイザーだと思う。最初からBFピンがセットしてあるくらいBFに向けて本気で作ってあるんだけど、これはまさしくその意気込みに恥じないRDAだと思う。
雑に供給しても漏れが無い、味も良い。比較的手に入れやすいBF対応RDAなら、現状これが一番いいんじゃないかな。
ただね、難点を挙げるとするならかなりビルドによって味が変わる。
コイルの高さがほんの2~3mm変わるだけで味の出方が全然違ってくる。色んなアトマをビルドしたけど、これは結構シビアな部類に入ると思う。ただ、調整自体は足の長さの調整がメインだから、そこに注意してあげればこのアトマの美味しさを引き出してあげられるんじゃないかな。
最近はどんなビルドでも美味しいアトマが増えてる中で、久々にビルドに燃えたね。
このビルドの調整が上手くいったとき、その美味しさは本当にひとしおに感じる。
総合すると、BF対応のRDAとしてはかなり出来の良い部類。一つ持っておいて損はないと思う。
ビルドによってかなり変わるから、その変化も同時に楽しんでもらえるといいかもね。
最後に、今回の購入先であるHookahsさんのリンクを貼っておきますね。
2016.6.7現在売り切れてますが、再入荷の予定があるそうなのでそちらをお待ちください。
以上、【Vandy Vape】PULSE 22 RDAのレビューでした。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。